
奇妙な世界の真ん中で。
古今東西のふしぎな建造物である「奇想遺産」を集め、建築史、建築家、
美術の錚々たる面々が訪ね歩き、その遺産を目の前にした雰囲気と紹介者の
独自の視点からのその建造物を考察します。
時代背景、建築家の思想と意図、建造された場所の土地柄などを紐解きながら、
その建造物の圧倒的な奇妙さが創造されるに至った必然を示し、あたかも
その奇想遺産を目にしているかのような印象を受けます。
本書では、約80件の奇想遺産を見開きで右頁に件の建物が、2枚の写真と
観光案内的な情報が左側に記載されています。
日常と違う土地を訪ね、事物に触れることが旅の一側面ともいえますが、
観光を超えた深みを持つ建造物探訪の手引書と言えると思います。