主人公の行動に喝采を送りたくとも、そこまでキャラクターが浮びあがってこないので、どうも唐突な感じがぬぐえない。ホームレスの死をめぐって起こした訴訟にしても、ゴネ得のように思えてしまって爽やかな読後感がない!原告である、元の勤務先の老弁護士の最後の行動だけが救いだった。
でも読み出したら本を置けなくなる吸引力はさすがベストセラー作家。